酵素ドリンク・サプリ比較

1日だけの酵素断食の効果は?&1週間断食を成功させるポイントと注意点

ダイエットのためだけでなく、デトックスや体質改善などを目的にプチ断食をする人が増えていますね。

「プチ断食」とは、数日間絶食して水分だけを取る「完全断食」に比べて、
食事制限のゆるいものをいいますが、1日1食(朝食)を継続して抜く方法や、
1日だけ3食とも食事をしない方法など、様々です。
全体的に食事の量を減らすだけのことを指す場合もありますね。

ここでは、プチ断食=酵素断食=ファスティングとして、
食事を酵素ドリンクなどに置き換えて、
必要最低限のミネラルや酵素などを摂取しながら行うダイエット法についてみていきましょう。

1日だけのプチ断食は初心者にオススメ

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水以外全く何も口に入れない完全断食は、初心者にはかなり辛いものですよね。
いきなり完全断食を行うと、長く続けることが難しく、あきらめてしまう人も少なくありません。
最初からより高い効果を狙って挫折してしまうよりは、ハードルが低く続けやすいプチ断食から始める方が、
結果として効果的で、初心者にはオススメです。

1日だけのプチ断食と聞けば、食べなかった分、
一時的に軽くなっただけで、ダイエットにはならないのではと思う人もいるでしょう。

実際、1日プチ断食を行っても、その日の摂取カロリーを抑えられる程度で、
数日経つとまたすぐに戻ってしまうことがほとんどです。
けれども、胃腸など内臓を休めることで得られる効果がたくさんあるんです。

消化吸収という活動は、大きなエネルギーを必要とします。
普段、過食傾向で負担がかかっている消化器系に休養を与えることは、
身体全体を休めることにつながり、活力を回復することができます。

また、消化・吸収・排泄といった生命活動のうち、
消化と吸収の必要がなくなることで、エネルギーを排泄活動に集中させることができ、
老廃物の排出を促します。

これらによって代謝機能を高めることは、ダイエットに最も大切ですし、
自宅で安全に行える1日プチ断食は、初心者にもオススメです。

1日プチ断食をするにも準備は必要

1日プチ断食とは、1日だけ食事を摂らずに酵素などに置き換える断食ですが、
とはいっても、その日に突然食事を抜くだけではありません。
身体の中に未消化の食べ物が残ったまま断食をしても、効果はあまり期待でないでしょう。

また、私たちの身体は、消化のために1日に大量の消化液や消化酵素を分泌していますが、
急に胃や腸を空っぽにすると、これらの消化液の影響で胃を傷つけたりすることがあります。
スムーズにより安全に断食を行うためにも、準備はとても大切なのです。

一般的に、断食をする日を決めたら、
断食する日数と同じ日数の準備期間と回復期間が必要だと言われています。
1週間の断食なら、前後それぞれ1週間、合計3週間ということですね。
ですから1日プチ断食の場合も、前日からの準備が必要になります。

本来、準備期間中は、スープやおかゆなど胃腸に優しい食事が理想ですが、
1日プチ断食の場合、そこまでこだわらないのなら、肉や卵などの高脂肪・高タンパクな食事を避けて、
低カロリーな和食を中心としたメニューにするとよいでしょう。
前日の昼食は腹八分、夕食は半分の量にし、寝る3時間以上前に済ませます。
水分を多めに取り、お酒は控えましょう。

1日プチ断食を定期的にやれば数日間の断食と同じ

1日プチ断食は健康的に痩せることが目的ですから、
1回の断食では、あまり思うようなダイエット効果は得られないかもしれません。
健康的なダイエットのためには、まず体内環境をきれいにして代謝を上げることが大切ですが、
今までたくさんの有害物質や毒素をためこんできた身体を、
1回の1日プチ断食で完全にリセットすることは難しいのです。

また、断食が終わったあとも、体内に食品添加物などをまったく取り込まないということは、
現代の生活の中ではほとんど不可能ですよね。
お菓子を食べたり、ジュースを飲んだりすることもあるでしょう。
間食をしないようにしても、普段の食事には、何らかの食品添加物等が含まれています。

たとえ手作りであっても、使う食材に含まれているのですから、避けようがありません。
完全無添加・無農薬にこだわった食材を使えば、ある程度は可能かも知れませんが、
手間やコストを考えると、なかなか現実的ではありませんよね。
ですから、日々蓄積される有害物質や毒素などを定期的に排出して、体内環境を整えることが大切です。

1日プチ断食を定期的に続ければ、
プロの指導のもとで行われる数日間の断食にも劣らないほどの効果が期待できるといいます。
何事も継続が大切だということですね。

女性の場合、月経という周期的なホルモンバランスの変化がありますから、
そのサイクルにあわせて行うとよいでしょう。
たとえ1日だけの酵素断食でも、しっかり準備とケアをしながら行えば、
効果は十分あるということがおわかりいただけたでしょうか?
ゆっくり無理なくダイエットしていくことで、リバウンドの心配もありませんし、
半年~1年間続けると、免疫力アップなどの効果もあるようです。
本格的な断食はちょっと…というあなたも、1日だけの酵素断食なら気軽にチェレンジできそうですね。

1週間断食はプロの指導の下で行うことが原則

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自宅で本格的に断食をする場合、3日間の断食に対して、準備期間と回復期間を合わせると約1週間かかります。

短期間で体重を減らしたい人にとっては有効なダイエット法ですが、成功させるにはいくつかのポイントをしっかりと押さえておく必要があります。

ここでは、断食を成功させるためのポイントを見ていきましょう。

断食とは何も摂取しないことではない(※正断食は水以外なにも摂取しません)

断食というと飲まず食わずのようなイメージがありますが、それでは体を壊してしまいます。
断食の目的は、毎日食べ物を消化吸収している内臓を休ませてあげることと、
それによって体の中にたまった毒素や老廃物などを排出することにあります。

そのため断食中は固形物を食べず、飲み物だけで過ごします。
老廃物を排出するためにも、飲み物は積極的にとる必要があります。
本格的な断食では水や白湯だけで過ごします。
断食の目的を考えた場合水や白湯が一番ふさわしいのですが、
味気ないので初めて断食をする方や慣れていない方にはきついと思います。
そこで、断食中に飲んでもいいものをあげてみました。

ノンカフェインのお茶

断食中は体も敏感になっており、コーヒーや紅茶、
緑茶などに含まれているカフェインは刺激が強すぎるので、避けましょう。
ノンカフェインのお茶には、麦茶、ルイボスティー、
杜仲茶、黒豆茶、タンポポ茶などがあります。ハーブティーもOKです。

甘酒

甘酒は発酵食品で、その甘さから少量でも満足感のある飲み物。
胃腸の負担も少ないので断食にも向いています。
ただし、摂りすぎはカロリーも高くなりますし、お米を食べるのと同じになってしまうので、
一日2回程度、薄めて飲むようにしてあとは水かお茶にしておきましょう。

野菜ジュース

市販のものではなく自分で作ったものがベスト。
これも、摂りすぎは胃腸に負担をかけることになるので、控えめにします。

野菜スープ

野菜を煮たスープのうち、具なしのスープだけなら飲んでも大丈夫。
ただし、コンソメなどの味付けはごくごく薄くしてください。

酵素ドリンク

水やお茶以外で一番おすすめなのが酵素ドリンクです。
酵素がたっぷり含まれているので、摂取することで体内の酵素の働きを助けてくれます。
栄養があり、味もほんのり甘いので空腹感をあまり感じさせません。


本格的な1週間の断食のうち、水分以外を摂らないのは3日間で、
準備期間を2~3日、回復期間を2~3日とります。

準備期間では、徐々に食べる分量を減らしていき、
前日の夜には普段の半分の量にします。これを減食といいます。
回復期間は断食成功のカギを握っている重要な期間で、
いきなり普通食を食べるのではなく、
重湯と具なしのみそ汁のようなものから時間をかけて徐々に普通食に戻していきます。
回復食に関しては、長めの方がリバウンドしにくいので、2~3日より長くてもOK!
これらの準備期間、絶食期間、回復期間で1週間のサイクルとします。

断食で体の余分な糖分、脂肪を分解

断食をすると栄養分が入ってこなくなり、エネルギー源がなくなります。
人間の体内では生命を維持していくために何よりも脳へのエネルギーが優先されるのですが、
体内から新たにブドウ糖を作り出してそれをエネルギーにあてるのです。
これを「糖新生」というのですが、ブドウ糖を作り出すために分解される順番は次の順番になっています。

肝臓や筋肉中に蓄えられている糖分(グリコーゲン)→脂肪→タンパク質

この中で、最後のタンパク質というのは筋肉のことです。
筋肉が分解されれば筋肉量が減り、その結果、代謝の悪い痩せにくい体になってしまいます。
これでは、リバウンドもしやすくなるのでダイエット成功には程遠いですよね。

しかし、筋肉の分解を防いで脂肪の分解までにとどめてくれるものがあるんです!それが酵素ドリンク。
エネルギー源となる栄養が体に入ってこなくなると、
体は飢餓感を感じてなるべく脂肪を使わずに体に蓄えようとしてします。
その点、酵素ドリンクには野菜や果物、
野草等の栄養がたっぷりと含まれているため、体が飢餓感を感じなくて済みます。

また、果物に含まれているブドウ糖が酵素ドリンクにも入っているために、
脂肪の分解だけで足りて筋肉が減ることを防げるのです。
そのため、酵素ドリンクを飲みながら断食を行えば、効率的に脂肪を減らしていくことが可能なのです。

低血糖症などを回避するため必要な栄養と水分を摂る

絶食をしていると毒素や老廃物を排出することによって、色々な症状が出てきます。
これを好転反応と言います。

好転反応には次のようなものがあります。

頭痛  下痢  だるさ  口内のネバネバ
口臭や体臭  眠気  吹き出物

このような症状が出ているときは、
毒素や老廃物がきちんと排出されている=デトックスできているという証拠。
無理せずに過ごしていれば2~3日でおさまります。

気をつけなければいけないのは。低血糖症です。低血糖症になると、次のような症状が現れます。

めまい  動悸  我慢できないほどの空腹感  手の震え
脱力感と疲労感  目のかすみ  吐き気  冷や汗

このような低血糖症の症状が出た場合は、
黒糖などをなめて血糖値を上げるようにして断食は中止したほうがいいでしょう。

低血糖症を防ぐには、酵素ドリンクを利用して断食を行うことです。
酵素ドリンクを摂取することで、ブドウ糖が断食中もブドウ糖が補給されて低血糖症を防ぎます。

そして、断食中は水分補給をしっかりすることが基本中の基本です。
1日2リットルを目安に飲むようにしましょう。
断食は正しく行えば、ダイエットや健康、美容で成果を出すことができます。
1度で終わるのではなく、1ヶ月~2ヶ月に1回くらいの頻度で断食を行うと、
体内をリセットして体の調子が良くなり、ダイエットにも有効ですよ。

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